セラピーやカウンセリングの使いわけ方

嬉しいことに
ファッションセラピー、ビューティーセラピーなどと呼んでいただくことがありますが、

セラピーやカウンセリングは、大きく分けて2種類あると思っています。


自分の段階や状態によって使いわけたほうがうまくいくことが多いです。


わたしたちが、
カウンセリングやセラピーの助けを必要とするときとは、


大きくわけると、

  1. 休息の時期
  2. 変化の時期

この2つです。


この2つを混同すると、
不満が残ったり、
よけいに傷が深まったりすることがあります。


ご自分の状況に応じて、上手に使いわけていただけたらと思います。


見分け方としては、
まず、


理解されたい
なぐさめられたい
認められたい
わたしがんばってるのに
とにかく辛い
などという感情が強いときは、


いまは休息を必要とする段階です。
傾聴型のカウンセラーさんをお探しください。


あなたは大丈夫だ、
そのままで問題ないのだと言ってくれ
心のなかのぐるぐるを否定せずにすべて最後まで聞いてくれ
寄り添ってくれるかたが必要です。

(とっても必要なのでこの段階のときはできるだけ外のプロの方に助けを求めてください
身近な人はうまくいかないことが多いです)


傷にさっとおおいをかけ、ほっとさせるおまじないをかけてくれる人です。
疑似両親の役割をしてくれる人が必要です。
この時期は、転移や投影を受け取めてもらうことが必要です)


この段階にいるときに
変化を得意とするカウンセラーさんやセラピストのところにいくと、

まだ受け入れる準備も体力もないのに
傷と向かい合うことになり、よけいにボロボロになってしまいます。


わたし自身がかつて鬱だったとき、
変化を得意とするセラピストさんのところに行ってしまい、
何ヶ月も動けなくなってしまうことがありました。


変化するのは、
充分に休息して
変化できるだけの体力(と心の力)がついてからです。
(不思議と時間はちゃんと足りるようになっているので焦らず休んでください)


対して、
変化を必要とする段階の人が
この休息させるのを得意とするセラピストさんのところにいくと、

やさしい言葉を受けて嫌な気持ちはしないものの、
解決や変化の糸口がつかめないので
フラストレーションが溜まることになります。


変化の時期に必要なのは、
おまじないをかける力ではなく呪いを解く力
です。
疑似両親の役割はしない人です。


傷は治ったのに動けない、
うまくいかないというときは、

どこかでインストールした
(ほとんどの場合、傷ができたときに自分を守るために作ったもの)
自分をしばる思い込み(呪い)があります。


こちらはちょっと勇気を必要とし、
思い込みを発見するときに
かつての傷が最後のうずきを見せたりするので、
ほとんどの場合、大なり小なりの痛みがあります。


それでとても、自然ななりゆきです。

パーソナルスタイリングを通じて、
受けてくださった方に起こっているのは、
この呪いを解くほうだと思います。


自分が変わるのはまだしんどいな、というときは、
ゆっくり休んで、
「きれいになりたいぞー!」とパッションが沸き起こってきたら、
またお越しくださったら嬉しいです。



今日もこちらのブログをお読みいただきありがとうございます^^

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